達人に共通するメンタリティ

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先日新宿にて、推手練習会を開催しました。

嬉しいことに、今年の全日本大会の中量級チャンピオンと無差別級チャンピオンにも来て頂けて大変有意義で豪華な練習になりました。

 

彼らの凄さは経歴からみても一目瞭然だし、その技術力をここですげーすげー言ってもその感動は伝わりにくいので、

今回は、うちの生徒さんの練習後の感想が感慨深かったのでそれを書きたいと思います。

 

その方は1年程うちの教室に通って下さっているのですが、太極拳はもともとスポーツクラブで始めて、

スポーツクラブの太極拳では物足りなく感じ、うちの教室に通い始め、他の先生にもつきながら表演に参加されたり、

色んな中国の先生の演武を見に行ったりと非常に熱心に励んでおられ、推手もこの一年でとても強くなりました。

 

その方が今回日本の推手のトップ選手と交流させて頂いて感じたことは、

 

 

「物腰の柔らかさと、動じない心」

 

 

というのが一番大きな印象だったそうです。

 

推手では本当に何もできないまま崩されてしまい、

しかも強く当たることがないので、こちらから何か出来るかどうかの糸口も全くわからない。

その中で悪いところを懇切丁寧になおして頂いて、嫌がることも慌てることもなく優しく指導して頂き、

そして何より、その人全体から感じられる、絶対的な安心感がある。

そんな感想だったそうです。

 

それは自分が今までに習ってきた、尊敬する先生方に抱く印象と全く同じでした。

中国で習っていた時の先生方然り、日本での先生方もまた然り、シビアな世界で勝ってきた人達というのは非常によく似たメンタリティを持っているように思います。

 

初めからそういうメンタリティの人が勝ち続けられるのか、それとも勝ち続ける上でそういうメンタリティが形成されるのかは分かりませんが、

おそらく後者のほうが強いかなと思います。

 

物腰の柔らかさとは、何事も受け入れられる許容力だと思いますが、

それは自分の考えが常に正しいと思うのではなく、自分の考えを柔軟に変えることで身についていくものだと思います。

勝負の世界では常に変化する状況におかれる為、それに適応するために自然に柔軟になっていくのかなと思います。

 

また動じない心とは自信の現れだと思いますが、

その自信は何もせずに生まれてきません。

厳しい環境にさらされて、揉まれて、それを乗り越えて来た経験があるからこそ自信につながります。

 

だから結局、高みを目指してやってきた人がそういうメンタリティを自然と身につけるのだと思います。

逆にやってきてない人(自分のことはとりあえず棚に上げ。。)ほど、反対のメンタリティを持っている場合が多いことから、

その違いを生むのはやはり「やる」か「やらないか」だけなのかもしれません。

 

う〜ん

 

「今やること」をもっと大事にしていこうと思いますっ!

 

かっこいい先生達目指して今から頑張りますっ!(笑)

 

参加して頂いた皆さま、素晴らしい気づきをありがとうございました!精進しますっ!m(_ _)m

 

全てに感謝🙏

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