日記12月4日 営業の心得3か条

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自分は幸いな事に、定期的にある経営者の方からお話しを伺う機会がある。

今日も大事なお話を伺えたので、備忘録をつけようと思う。

 

その方は、誰もがイメージするような成功者である。

でも成功したとかいう奢った話は一度も聞いたことがない。

それもまた成功者たる所以の一つかと思う。

 

今日の話の要点も非常に簡単である。

 

営業時に大事なこと3つ

 

1、相手の立場に立って話す

例えばカメラを売る時に、

そのカメラは、子供の写真を撮って、20年後に子供に「こんな小さな時があったんだぞ」と語るための物ではなく、

自分が写って、子供から「お父さんもこんな若かった頃があったんだね」と共に語らうための物なのだそうだ。

 

これは、実際に商品を買うのは子供ではなくお父さんだから、お父さんが喜ぶメッセージでなければあまり意味がないということなのだが、

大事な点は、「お金を出すのがお父さんだから」というマーケット的な理由ではなく、本当にその人の立場に立った時に「その人の最大の幸せを考える」とそういったフレーズに自然になるという点だ。

 

相手の立場に立って、相手の幸せを本気で願うことが大事である。

 

2、一生懸命やる(熱意を伝える)

本当に良いと思ったものを相手に一生懸命伝えること。

人は何か一生懸命やっている人に惹きつけられる。

 

でもそれは売るために一生懸命なのではなく、

自分が本当に良いと思ったという事、

これを受け取った相手が本当に幸せになるんだという事、

その熱意を一生懸命伝えれば、きっと相手の心に響く。

 

3、自分が面白いと思ったことを話す

専門家ではないお客様に他社製品との違いを細かく話しても伝わらないことが多い。

だけど、製品を作った時こんな事が面白いと感じたからこの製品を開発したんだという事を話すと相手も共感してくれる場合がある。

 

これを聞いてある友人を思い出した。

その友人は子供の頃、鉄道が大好きだった。

鉄道好きな子供なんてどこにでもいると思うだろうが、その友人は文字通り”鉄道”が好きだったのだ。

そう、列車ではなく、レール部分のみが好きだったのだ。

だからレールだけを持って公園に行き、あらゆるところにレールを配置して、ちょっと砂をかけてみたり、角度を変えてみたりしながら、そこを列車が通るイメージを一人で何時間もしていたらしい。

 

その話を聞いた時、始めは変わってるなぁと思っていたが、あまりに嬉しそうに話すその友人を見て、段々自分も”レールを置く遊び”をやってみたいと思った。

その感動は自分では伝えられないが、その友人から聞いていると確かに面白そうに聞こえるのだ。

 

だから、たとえ相手がその分野で全然知識がなくて分からなかったとしても、自分が本当に楽しい事を一生懸命伝えていると共感が得られる場合は多々あると思う。

 

自分が純粋に楽しいと感じたことを話す。

そうすれば、共感が得られるかもしれない。

 

以上の3つはこれから宣伝営業をする時、意識していこうと思う。

 

素晴らしいご縁に感謝(合掌)

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