太極拳というのは中国武術の一つです。

 

日本では、太極拳は知っているが中国武術はよく知らないという方が多いと思います。

 

「中国武術ってカンフー?」

「あの、あちょ〜!ってやつ?」

 

と今だによく聞かれますが、

あれもまた、ブルース・リーが創始した中国武術の一つです。

(つくづくブルース・リーの影響は絶大だなと思う。)

 

中国武術というのは文字通り中国の武術なので、

中国発祥の武術は皆、中国武術です。

 

よって太極拳も中国武術の一つです。

 

現在私が学んでいる意拳も詠春拳も中国武術の一つです。

 

 

 

もちろん上に書いた拳種以外にも数多くの武術が存在します。

 

そして太極拳一つをとっても、数多くの流派が存在していて、

同じ太極拳という名前がついていても見た目が全く違うものが多くあります。

 

一般的によく知られているのは、24式太極拳という型。

 

優雅で惚れ惚れしますね。

 

そしてこんなのも太極拳(!!)の一つです。

 

なんか全然イメージ違いますよね。

外国人の大男を投げ飛ばしている先生は、

陳式太極拳の陳自強先生です。

(陳式太極拳では世界的に有名な先生)

 

同じ太極拳と言われても困りそうですが、どちらも太極拳です。

 

そしてこちらは武術太極拳と言われる、

表演武術の競技です。

競技性、芸術性、エンターテイメント性の高いものになっています。

 

 

ちなみに動画のイケメンは上海で個人的にお世話になりまくった彭傲枫選手です。

試合直前だというのにも関わらず、毎日の個人レッスンを1ヶ月も引き受けてくれました。

「教えるのも自分のためになるから」

という事で試合前のハードな練習の合間に毎日レッスンをつけてくれました。

 

そして自分が習っている期間に行われた全国大会で見事に1位になりました!

大会の翌日も練習をつけて頂き、お祝いの言葉を伝えると、

 

「プロの中で1位になるのは大変です。でもそれを取り続けるのはもっと大変です。」

と言って、試合翌日には次の大会を見据えていました。

 

とにかく性格が優しく、教え方が丁寧で、武術のレベルもピカイチですが、

人間的に惚れ惚れする方です。

武術に対する姿勢というか、もはや人生に対する姿勢を多く教えて頂きました。

 

話がそれてしまいましたが、

続いて詠春拳という中国武術です。

 

先ほどのとは一転して派手さはないというか、地味ですね。。

中国の南の方の武術の一つで、

近年「イップマン」という映画の主人公が使う拳法でかなり知られるようにもなりました。

 

ちなみに動画の方は、そのイップマン(葉問)のお弟子さんである、

徐尚田先生です。


屈強な外国人が、体格的に圧倒的に劣る徐尚田先生の技術に圧倒されています。

見て分かりやすい技術ではありませんが、詠春拳はこういった技術が魅力の一つだと思ってます。

 

私の師匠である田中正納先生に初めて触れた時も、この動画みたいなことになり、

少し触れているだけなのですが、全身をコントロールされてしまい何が起きているのか全くわかりませんでした。

あの時の衝撃は人生でショッキングだったことトップ3には入ります!

 

こういう動画を見ると

「どうせやらせだろ〜」と思ってましたが、

マジです(笑)

 

以上自分がやってきた、または現在学んでいる中国武術を取り上げさせて頂きましたが、

中国武術は本当に沢山の流派があり、とても一つのブログで紹介できる数ではありません。

 

私は表演武術である、競技武術から入って、

今は競技推手や詠春拳などの対人練習が多いですが、

演武をするにしても、対人をやるにしても、

中国武術の魅力の一つは、

人間の身体や意識の偉大さを直に感じられるところかなと思います。

 

これは中国武術に限ったことではなく、

体を動かす、頭を動かす全ての運動で同様かと思いますが、

人間の身体とは本当に神秘的で、無限の可能性を秘めているんだなと感じます。

意識の力も実際に感じるとその偉大さに驚きます。

 

中国武術はそれを非常に体系的に組み立ててあります。

筋力をつけるため、柔軟性を増すための型が用意されていたり、

身体の構図を知るための型があったり、気を練るための型があったりと、

段階に応じて様々な練習方法があり、目的に応じた練習が非常に体系的になっています。

 

私は昔かかとをつけてしゃがめない(!?)位、身体が硬くて、

かかとをつけたまましゃがもうとすると後ろにひっくり返ってました。。

 

それが武術の基本歩型(足の形)の練習を続けていると股関節がどんどん柔らかくなり、

しゃがめるようになっただけでなく、準備運動なしでいつでも180度開脚ができるようになりました。

 

これは紛れもなく、武術の型のおかげであり、

その型には柔軟性をつけるためのエッセンスが多分に含まれていたことが今ではよく分かります。

昔の人達はどのように運動すれば、効率良く柔軟性を高められるのかを物凄い高いレベルで理解していたことが伺えます。

 

今まで様々なレッスンの場でその運動を多くの人に試してもらうと、

100%全員が柔らかくなった実感が得られました。

今では誰でも身体は柔らかくなるのだと断言できます。

 

”柔軟性”一つとっても非常に効率良く高めることができますが、

それは柔軟性だけではなく、先に書いたような人間の構図を知るのも、

気を練るのも非常に容易に理解、体得できるようになっています。

 

人間の身体や意識の可能性は、思っている以上に偉大です。

まだまだ自分はそれが何処まで凄いのか理解していません。

それでもどこまでも変わる事ができるということは信じています。

 

それはもちろん自分だけではなく、

全ての人が無限の可能性を秘めていることを確信しています。

 

中国武術を学ぶことによって、

誰しもが無限の可能性があり、しかもそれも必ず伸ばすことが出来ると、信じられるようになったことは、

自分の人生にとって非常に大きなことでした。

 

皆様も是非その無限の可能性をどんどん広げていってほしいと思います。

自分はそのお力添えが少しでも出来たら、これ以上嬉しいことはないかなと思います。

 

さぁ皆んなで武術をやりましょ〜♪