第7回全日本競技推手大会-女子無差別級優勝【柳 あゆみ】

推手
[smartslider3 slider="2"]

【大会後感想】

人生で初めての個人競技の大会。前日まで現実逃避し続けた消極的な心情。

それなのに、、、大会当日、大会会場はまるで星が変わったようでした。

************

とりまく空気が違い、身体への圧力が違い、人々との距離が違う。

自分の星であるかのような快適感。呼吸の必要さえ感じない、風が肌にも触れぬ心地良さ、すべてのバランスが整い、永遠とフィールドが広がる。

地球人として感情の調整、呼吸の調整、夢希望の調整さえをもし続けていた大会前日までの苦しみが、星を変えただけで覆るとは想像を超えていた。

気が満ちている。

星中に満ちている。

静かに満ち満ちている。

仲間たちが身体に満ちている。

************

そんな不思議な体験でした。

今回の大会の一件を通して、「骨や肉」は自分に付いていてそれを使って動いているのは間違いないけれど、その「骨や肉」自体を動かしているのは「気」だと気が付きました。

そして、その「気」を与えてくれたのは紛れもなく触れ合った「仲間たち」だと強く感じています。

自分の「気」とみんなの「気」が合わさって、私の骨や肉を反応させて動かしてくれていました。

なぜなら、試合会場での自分の「気」の満ち方が今まで知らないものだったからです!

あの落ち着き様は何度振り返っても不思議でしたが、1週間経って改めて感じてみると、まさにみんなの「気」が私の中で精鋭たちのように静かに燃えていたのを感じます!ヒーローズです!

「気」ってすごいです✨

それを操る「推手」ってすごいです✨

まさに武術になくてはならないものだと強く強く思います!

精神的にも肉体的にも未熟すぎる私に熱い想いと技術を注いで下さった先生を始め、教え支えて下さった仲間たちに深く深く深く感謝しています。


試合当日まで試合に対して非常に消極的でしたが、
試合ではうってかわって本当に楽しそうでした。

太極拳を始めて1年足らずで大会で優勝できたのは、
ご自身を大きく変えたいという熱意による、異常なまでの練習強度に耐えてきた事と、
自由な感受性を上手く表現できたからだと思います。

練習はとても熱心ですが、持っている力を外に表現する気持ちが弱いので普段の指導をさらに厳しくしていこうと思います。
タイトルとURLをコピーしました