【第7回全日本競技推手選手権大会】 – 結果報告と感想

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当クラブの入賞者結果報告

2023年7月9日(日)東京で行なわれました、
第7回全日本競技推手選手権大会に当クラブから7人のメンバーが参加して参りました。

まず当クラブの入賞者結果報告から、

 

・男子軽量級  第3位 倉持 克光

・男子中量級  第3位 藤田 朋晴

・男子重量級  第1位 北村 脩磨

・男子無差別級 第3位 曽根 啓介

・男子無差別級 第2位 倉持 克光

・女子無差別級 第1位 柳 あゆみ

 

という結果でした。

 

試合結果は見事でした。

試合内容は更に見事でした。

 

試合というのは、

普段練習で出来ていても、

試合では出来なくなってしまうという事が沢山あります。

 

緊張や、焦り、

負けたくない、勝ちたいという気持ち

などが大きなストレスとなって本来の力を発揮できなくします。

 

しかし、今回参加された方皆、練習通りにやれていただけでなく、

試合毎に尻上がりにパフォーマンスが良くなっていったり、

普段とは全く別次元で本来の力を発揮されるなど、

 

普段近くで指導している立場からすると、

びっくりするような力の発揮様でした。

 

とても感動しました。

選手全員を誇りに思います。

 

初めて参加した第3回大会以来ずっとチームで試合に臨んできました。

あれから4年経ち、

当クラブの全クラスの生徒様みんなが推手が上達し、

競技に参加される方を全員でサポートするような素晴らしい練習環境が出来上がりました。

 

競技に参加される方、されない方全員が個々の能力を発揮できるようになって、

それぞれがお互いの良いところを吸収し合い、能力の向上ができるとても良い循環ができてきました。

 

今回の素晴らしい試合結果は、

個々選手の日頃の研鑽の賜物であり、

またクラブ全体のチームの力だなと感じてます。

 

これからもチーム全体の底上げと、

新たな仲間がどんどん集まってもらえるよう励んでいこうと思ってます。

 

今回の試合を通して、

それぞれの選手から感想を頂いたので、読んで頂けたら幸いです。

競技推手の練習、試合を通してどんな事を感じたのか?

 

ある方は、

競技の中に「音楽」を見出し、

 

ある方は、

競技の中に「自分の住む星」を見つけます。

 

第7回全日本競技推手大会-感想【瀧田-清】
第7回全日本競技推手大会-感想【瀧田-清】
私は162センチ56キロ五十路のおじさんです。
自分でも思いもしないことが出来るようになっていてびっくりです。
第7回全日本競技推手大会-女子無差別級優勝【柳あゆみ】

第7回全日本競技推手大会-女子無差別級優勝【柳あゆみ】
大会当日、大会会場はまるで星が変わったようでした。

気が満ちている。星中に満ちている。静かに満ち満ちている。」

 

第7回全日本競技推手大会-男子重量級優勝【北村 脩磨】

第7回全日本競技推手大会-男子重量級優勝【北村 脩磨】
今大会に向けては過去イチ真剣に取り組みました。
音楽のメロディーを掴む感覚と推手で相手の動きを掴む感覚は本当に良く似てると思います

 

第7回全日本競技推手大会-【石堂杏殊】

第7回全日本競技推手大会-【石堂杏殊】
私は現在ハンガリーに留学中の大学生です。練習も経験も全く無く、ただ新しいことを楽しめればそれだけで良いという意気込みだけで飛び込んだので、〜〜

 

 

 

今回の大会全体を通して

今回の競技推手の全国大会は、

第7回を迎え参加者も、

関西、四国、中部、関東から強豪が集まる全国区の大会となりました。

 

軽量級で優勝された谷章選手、

中量級で優勝された大鍬茂盛選手は関西から。

 

無差別級で優勝された遠山訓史選手は中部から。

 

というように全国各地に強豪選手がおり、

この全国大会で一斉に集い互いの技を競いあっています。

 

これまで以上に、

日本の競技推手が全国的になってきている印象を強く受けました。

 

また今回は女性の参加者も多くいらっしゃいました。

パワーリフティングのタイトルホルダーなど、異種競技から参加されていたのも嬉しかったです。

神奈川県で活動されている女子推手会(※ツイッターリンク)というグループからも多くの参加者がいらっしゃいました。

 

女性はまだ階級別に分けるだけの参加者がおりませんが、

今後階級別でもやれるようになっていけるのでは(!?)と楽しみにしています。

 

今回の大会は、

年々上がっている競技レベル、全国から集まる強豪、

女性の参加者の増加、異種競技からの参入など、

日本の競技推手の発展がしっかり見れた大会だったと思います。

 

今年は台湾で世界大会も行われます。

そこでも多くの選手が活躍してくれると期待しています。

 

大会に出場するとなるとかなり敷居が高いですが、

競技推手は、

太極拳などの武術武道を学ぶ上での検証手段として有効なツールの一つだと思っています。

 

単純なコミュニケーションツールとしても非常に有用なものですので、

肩肘張らず気軽に触れて頂けたら嬉しいです。

 

毎月競技推手連盟で練習会も開催されているので、

ご興味ある方は是非お越しください♪

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