全日本競技推手連盟の板野真雄代表が台湾で行われました、
第十四届志堅盃全国太極拳錦標賽で見事優勝しました!!
日本では競技推手はまだまだマイナー競技なので、日本人でこの成績を見て凄いと分かる人があまり多くないのが非常に残念なのですが、
太極拳・推手の本場台湾で日本人が優勝するというのは、非常に凄いことで新聞の表紙を飾ってもよいくらいビックニュースなのです。
しかも相手は世界大会の優勝経験者、そんな相手を下しての優勝!!
見事です!!!
板野先生には先日行われたセミナーでもご指導頂きましたが、
その内容は、あの大きな身体からは想像もできないほど超繊細な技術でした。
自分の体重は板野先生の約半分ですが、そんな自分の方が技術が荒っぽい感じで、
もっと力を抜いてと何度も何度も言われました。
太極拳は力を抜いて相手と一体(太極状態)になるとよく言われます。
しかしただ力を抜いて脱力するだけでは、ふにゃふにゃになってしまい相手に影響が出ません、
逆に力が入ってしまって硬くなってしまうと簡単に崩されたり、投げられたりしてしまいます。
その力を入れている訳ではないが、力が入っていない訳でもない、
そんな絶妙な力加減になると、何故か相手を簡単に崩せたり、投げられたりします。
その絶妙な力加減を板野先生はいつも再現して、教えてくれました。
そして、やはりあの妙技は世界レベルなのだと良く分かりました。
太極拳をやっている方は是非一生に一度はあの妙技に触れてもらいたいものです。
もちろん太極拳以外の武道・武術をやっている方にも超オススメです。
兎にも角にも、
板野先生おめでとうございます!!👏👏👏👏👏👏👏👏👏
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